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シラー(Syrah)のイラスト

シラー

Syrah

黒ぶどう欧州系

スパイス香る、注目の少数精鋭

シラーは黒胡椒のようなスパイス香が個性の赤ワイン用品種。日本では栽培例は少ないながら、注目の造り手が良質な一本を生んでいます。

フランス・ローヌ地方北部(エルミタージュ、コート・ロティ)を故郷とし、オーストラリアでは「シラーズ」として国を代表する品種になりました。黒胡椒やスミレ、燻したような香りと、豊かな果実味・しなやかなタンニンをあわせ持ちます。

日本での栽培はまだ限られますが、山梨や長野などで手がける造り手が現れ、冷涼感のあるエレガントなシラーが少しずつ評価を得ています。「日本のシラー」はまだ発展途上だからこそ、出会えたら試したい品種です。

シラーの香り・味わい

黒胡椒のスパイス香(香気成分ロタンドン)とスミレ、燻したようなニュアンスが折り重なる、香りの個性が際立つ品種です。冷涼な土地で育つほど胡椒の香りが鮮明になるため、日本の気候はむしろ追い風になり得ます。

栽培と日本の気候

乾燥と風に強い一方で、日本では収穫期の雨への対処が鍵になります。栽培例が少ないぶん教科書がなく、造り手ごとの試行錯誤がそのまま味の個性として現れる、発展途上の面白さがあります。

シラーの歴史

フランス・ローヌ地方北部(エルミタージュ、コート・ロティ)の伝統品種で、オーストラリアでは「シラーズ」として国の看板になりました。日本では2000年代以降、山梨や長野の意欲的な造り手が手がけ始めています。

産地によるスタイルの違い

山梨
日照を活かした果実味豊かなスタイル
長野
冷涼感と胡椒香を活かしたエレガント路線

よくある質問

シラーとシラーズは同じ品種ですか?

同じ品種です。フランスでは「シラー」、オーストラリアでは「シラーズ」と呼ばれ、一般にシラーズはより濃厚なスタイルを指すことが多いです。

日本のシラーはどんな味わいですか?

海外の濃厚なスタイルに比べ、冷涼感とスパイス香を活かしたエレガントな味わいが多い傾向です。栽培例が少ないぶん、造り手の個性が際立ちます。

黒胡椒のような香りの正体は?

ロタンドンという香気成分です。冷涼な産地のシラーほど鮮明に現れ、品種を見分ける手がかりになる特徴的な香りです。

シラーに合う料理は?

スペアリブ・ジビエ・スパイスを効かせた肉料理と好相性です。黒胡椒を使った料理と合わせる「香りの掛け算」もおすすめです。

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