ワインターミナルWINE TERMINAL
メルロー(Merlot)のイラスト

メルロー

Merlot

黒ぶどう欧州系 国内133軒が栽培

桔梗ヶ原が世界に示した、日本の実力

メルローは、長野・桔梗ヶ原での高評価で知られる、日本ワインの主力黒ぶどうです。

世界的な黒ぶどう品種メルローは、日本では長野県塩尻市の桔梗ヶ原が銘醸地として名高く、国際的なコンクールでの受賞を通じて“日本のメルロー”の実力を世界に示してきました。なめらかなタンニンと、プラムや黒系果実の豊かな果実味、ほどよい厚みが魅力です。

桔梗ヶ原のほか山梨や山形など各地で栽培され、樽熟成による重厚なスタイルから、果実味を生かした親しみやすいスタイルまで幅があります。牛肉料理やデミグラス、きのこ料理などコクのある料理と好相性です。

  • 長野・桔梗ヶ原が世界的銘醸地
  • なめらかなタンニンと豊かな果実味
  • 肉料理・煮込みと好相性

メルローの香り・味わい

プラムやカシスの豊かな果実味と、ビロードのようにまろやかなタンニン。日本のメルローはボルドーより線が細く上品で、出汁や醤油のうまみと不思議なほど調和します。飲み頃は16〜18℃、少し大きめのグラスで。

若いうちから親しみやすく、樽熟成を経ると土やスパイスの複雑味が重なります。赤ワイン入門にも、じっくり熟成を楽しむにも応えてくれる懐の深さが身上です。

栽培と日本の気候

カベルネ・ソーヴィニヨンより早熟で冷涼地への適応力が高く、これが長野で成功した最大の理由です。昼夜の寒暖差が大きく雨の少ない桔梗ヶ原(塩尻)の気候は、メルローにとって理想的な条件でした。

メルローの歴史

フランス・ボルドー右岸(ポムロール、サンテミリオン)の主役品種。日本では昭和期に長野・塩尻の桔梗ヶ原へ導入され、1980年代末に国際コンクールで高評価を獲得したことで「日本ワインも世界と戦える」と示した記念碑的品種になりました。

日本での栽培状況

ワインターミナル掲載のワイナリーのうち、133軒がメルローを手がけています。

メルローのワイナリー一覧を見る(133軒)

産地によるスタイルの違い

長野
桔梗ヶ原(塩尻)が銘醸地。凝縮感と気品を兼ね備えた日本メルローの頂点
山形
果実味豊かでまろやかなスタイル
山梨
欧州系に取り組むワイナリーの主力赤として定着

よくある質問

メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンの違いは?

メルローはまろやかで果実味豊かな柔和型、カベルネはタンニンがしっかりした骨格型です。日本の気候には早熟なメルローのほうが適応しやすく、栽培面積も大きくなっています。

桔梗ヶ原メルローとは何ですか?

長野県塩尻市の桔梗ヶ原地区で育つメルローのことです。1980年代末に国際コンクールで高い評価を獲得し、日本ワインの実力を世界に示した象徴的な存在です。

日本のメルローに合う料理は?

ビーフシチューやハンバーグなどの洋食に加え、すき焼きや照り焼きなど醤油ベースの和食とも好相性です。上品なタンニンが和のうまみと調和します。

おすすめの飲み頃温度は?

16〜18℃が目安です。冷やしすぎると渋みが立つため、常温より少し涼しい程度で、大きめのグラスでゆっくり楽しむのがおすすめです。

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